顎関節症って自分で治せるの?
こんにちは。
築地駅より徒歩1分の「いちくら歯科医院」です。
口を開ける時にガクッと音がする、顎に痛みを感じるといった症状を伴う、顎関節症(がくかんせつしょう)でお悩みではありませんか?
顎関節症の原因は、ストレスや姿勢の崩れ、歯ぎしり・食いしばり癖などといわれています。
痛みや違和感がある際に「これくらいなら大丈夫かな」と自己判断するのは危険ですので、まずは歯科医院を受診することをおすすめします。
合わせて、症状を改善するためには患者さん自身によるセルフケアも大切です。
これから普段の生活で気をつける点と、自宅でできるセルフケアをご紹介します。
うつ伏せ寝・猫背・頬杖などのクセは体の左右のバランスが崩れ、噛み合わせの悪さに影響を及ぼしますので、やめましょう。
食いしばり、歯ぎしりは顎と歯に負荷がかかります。
集中するときは意識して口元をリラックスさせて、食いしばりをしないように気をつけましょう。また、就寝時に歯を守る対策として「ナイトガード」を活用するマウスピース療法もあります。
食事の際には、左右の歯でバランスよく噛むように意識しましょう。
痛みが落ち着いている時のセルフケア
口を動かすと痛むが、安静時には症状が落ち着いている際に行うセルフケアをご紹介します。
●患部を温める
1日に20分間ほど蒸しタオルを当てて温めると症状の緩和が期待できます。ただし、痛みが増すようでしたら中止してください。
●マッサージをする
口を開けた時に痛む場所を、手のひらまたは2~3本そろえた指先で優しく円を描くようにマッサージしてみましょう。
蒸しタオルで温湿布をした後や、入浴後に行うのがおすすめです。ゆっくり優しくほぐすように行います。
力を入れ過ぎてしまうと、顎に負担がかかりますので注意が必要です。
痛みが強い時のセルフケア
口や顎を動かしていなくても痛みが強い時は、とにかく顎に負担をかけないように心がけてください。
●食事は、やわらかいものや小さめのものを食べる
スープやヨーグルト、おかゆなどやわらかい食べ物か、果物・野菜などはなるべく小さめに調理することをおすすめします。
特によく噛まなければならない物は避けましょう。
●あくびの際に顎に手を添える
あくびが出る際には、できれば下顎に手を添えて軽く押さえると、口が大きく開くのを抑えられて、顎の負担を減らせます。
●患部を冷やす
急性の時には患部を冷やすことで痛みや腫れの軽減が期待できます。方法としては、氷や保冷剤を薄いタオルに包んで10分程冷やしましょう。
まずは、歯科を受診!
顎関節症は、セルフケアで症状を和らげる効果には期待ができますが、自己判断は症状を悪化させる恐れがあるため危険です。
当院では、顎関節症の原因を探ることにより治療方法を決定し、治療をはじめます。
顎関節症の疑いがある際には、まずは歯科を受診することをおすすめします。